カンカン鳴る音

踏切の音が聞こえる日常、雑記。

episode 68

採用活動が始まって、就活生から質問を受ける立場になった。なかなか感慨深いものである。相手の言うことを優しく微笑みながら聞き取り、自分の言いたいことを懇切丁寧に伝えていると、なんともいえない全能感を感じている気がして少々不安になってくる。しかし何も知らない学生と話すのは刺激的だ。「どうなりたいですか?」なんて聞かれると喜んでベラベラ語り出してしまう。本当は誰かに聞いてほしいんだろうなと思いつつ、肯定感を満たしている自分が虚しい。
今日の嬉しかったことは、予定通りにできたことと、想定外の良いことが偶然起きたこと。多い方かもしれない。大学の後輩が、「人生で楽しくなかった日はあまりないです」と言っていた。とても良い言葉だと思う。