カンカン鳴る音

踏切の音が聞こえる日常、雑記。

episode 51

髪の毛を切った。そんなに変わらなかった。「このままの雰囲気で2cm切ってください」といつも頼み、私がお願いした通りに優秀な美容師さんがそのままの雰囲気で切ってくれるのだけど、欲しがりな私はその通りにされてもなんとなく物足りない気持ちになってしまうのだ。我ながら実に理不尽な話だと思う。今日行ったところは初めてのところだったけど、それは上手にそのまま切ってくれた。そのまますぎておそらく休み明けに出社しても誰も気づいてくれないだろう。それはそれでなんとなく残念な気持ちになるのだから、どうしようもなく扱いづらい人間だなと思う。
どうしてもっと勉強してこなかったんだろう。どうしてもっと知ろうとしてこなかったんだろう。そう思うことがたくさんあって、嫌になる。でもそこでうじうじして立ち止まっていたら、未来の自分に「どうしてあの時」と思われる『あの時』を今の私は生きているのだ。うーん哲学。