カンカン鳴る音

踏切の音が聞こえる日常、雑記。

episode 58

今日は午前に一本、午後に一本と取材デーだった。別に本職ではないけどもなんだか嬉しくなるスケジュールだった。もちろんそれだけが仕事じゃないので、1日に二本も神経を使って人と関わる仕事が入るとくたくたである。くたくたすぎてエネルギードリンク味のゼリーを注入したのだが、先日まれに駅のホームでおにぎりを食べて昼食を済ませるという話を上司にしたときに大層悲しまれ、誕生日を迎えたらその食事は禁止だと言われたにもかかわらず、僅か一週間で破ってしまった。寧ろ悪化したとすら思う。話が逸れたが、昨日朦朧とした意識の中で日記を書いたが、折角なので結果も書いておこうと思う。結論としてはすごく充実した良い取材ができたと思う。相手のことを好きになることができたし、用意していた質問はもちろんそれ以外の会話もすることができた。小さなことだが、とても苦手意識が強い部分なので、現時点の自分としては満足いく時間を過ごせて良かった。そしてなにより相手に時間をもらっているわけだから、それを後悔させるようなことにだけはしたくなかった。最終的には「きちんと調べていてくれて話しやすい」と言われ、お世辞かもしれないが素直に喜ぶべきところだと思う。と、今回だけの自分を評価するならそこそこ良い評価ができそうだが、こうなると「これまでうまくできなかったのは、やってこなかったからなんだ」ということがいよいよ事実としてのしかかってくる。これまでの取材は取材なんて名ばかりだったと反省しきりである。これからもあのレベルでやってしまったり、やらざるをえない状況がきてしまうのかもしれないけど、何よりも「相手を後悔させない」ということを念頭に置いて行動したいなと思った。