カンカン鳴る音

踏切の音が聞こえる日常、雑記。

episode 9

購買欲が異常に強いときがある。あまり意識してこなかったけど、もともと買い物をするのは好きなんだと思う。好きなものならずっと見ていられる。そうでないものは知らない。ようやく市の楽しみ方を心得てきた。お店の人に話しかけられたり、自分から話しかけてみたり、すごく苦手なことをしているのだけど、一期一会を捕まえなきゃ損だと思えるようになった自分がちょっと誇らしかったりする。とりあえず、ああいう場面で躊躇いなくお金を落とせる大人になりたい。

居住環境を整えるのが好きである。というのは、いろんな箇所で言っている。いま、なんだかよくわからないけど、家事がとても好きだ。それは単に仕事をしている現実逃避なのかもしれない。新しい家は白い。床なのか、壁なのか、家具なのか、とにかくどういう部屋かと聞かれると「白い」と答えるのがいちばんしっくりくる。で、もともとカーテンを開けたり窓を開けたりするのが好きなのだけど、陽の光が差し込むとよりその白さは際立って、やさしい空気が流れる。その感じがたまらなく好き。今日も雲ひとつない青空で、澄んだ空気が気持ちよかった。ところで雲ひとつない青空も、微妙にグラデーションがかかっているように見えるのは何故だろう。私がそう見えるだけなのか、もやがかかっているだけなのか、そもそも本当に見えている色は青なのか。

かわいい女の子の横顔を眺めることが好き。できることならかわいい女の子になりたい。ねえ、「痩せたい」って言いたいだけのときもあるんだよ。女って面倒な生き物です。